日頃よりＮＰＯ法人がんばろう会にご理解とご支援を賜りまして心から感謝申し上げます。平成１２年　当事者の声「大好きな平田村で普通に当たり前に暮らしたい」からスタートした私たちの活動も障がいのある方が必要としてくれる事業の立ち上げを重ねて１２年目を迎えました。ＮＰＯ法人がんばろう会は手をつなぐ親の会と支援者の会が合併して立ち上がり、地域の応援を受け、今では障がいの方の社会参加になくてはならない存在だといっても過言ではないくらいにがんばっています。私たちのモットーは「地域とともに」です。
　平成２２年、だんでらいおんを開所して間もなく、パン販売を全戸訪問で行うプロジェクトを企画した時の事です。通所している方が作詞をして保護者の方が作曲をして、地元の中学校の音楽の先生に編曲していただいた「だんでらいおんの歌」をレコーディングまで手掛けてくださり、その歌を販売車にスピーカーを載せて流しながら、歩きましたが、知名度が無かったので「何者かが来た」と恐れて戸を閉めて隠れてしまったというエピソードがあります。今は知名度も出ましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大で人と関わる事に相当なエネルギーを費やす時代になり、課題が山積みです。この活動を通して同じ思いを共有できる仲間と出会い少しでもこの地域の役に立つことが出来たら嬉しい限りです。
　さて、平成25年度には、障がい者のサービス等計画を作るための相談支援事業「あいくる」を立ち上げました。
　平成27年度にはサービス等の利用計画のない方の事務所の利用ができなくなってしますという国の方針があり、専門相談員が中心になり活動を開始しております。また、平成26年度には新たなニーズを解決するため、理事会総会を経て、次の目標に向かい、一同進んでまいります。
　地域の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますことをお願い申し上げ、ご挨拶といたします。